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ご報告 ミトコンドリア学会優秀賞受賞者 招聘講演

2024年2月10日~2月11日:レクトーレ葉山 湘南国際村(〒240-0115神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-38)にて行われた、AMED難治性疾患実用化研究事業『新規治療とガイドライン改訂を見据えた、包括的なミトコンドリア病のエビデンス創出研究』令和5年度小坂分担班・集中 TR 会議において下記の3名が、招待講演を行いました。


1. ミトコンドリア融合因子Mfn1・Mfn2による褐色脂肪細胞の分化制御
長島 駿 (東京薬科大学 生命科学部 再生医科学研究室)

ミトコンドリア病の治療に関する最新の研究進捗や遺伝子検査の実施状況、またミトコンドリア病の症例について多くの学びを得ることができました。これらの知見を今後の研究に活かし、治療法や診断方法の開発に貢献できる研究に取り組みたいと思います。」

2. 植物ミトコンドリア・葉緑体のゲノム編集技術と順遺伝学的解析手法の開発
小坂 七海 (東京大学 大学院 農学生命科学研究科 生産・環境生物学専攻植物分子遺伝学研究室)

私は普段は植物のミトコンドリア・葉緑体ゲノムを対象に研究しているので、ヒトミトコンドリア病やその臨床ケースのお話をお聞きするのは新鮮で貴重な経験になりました。このようなご縁をいただき、ありがとうございました。これからも研究に励みます。

3. 高速原子間力顕微鏡解析によるDrp1のGTP依存的な膜集積機構の解明
喜多 慎太郎 (金沢大学 保健学系病態検査学 荒磯研究室)

この度は、葉山合宿にお招きいただき、誠にありがとうございました。先生方の発表は大変勉強になり、2日間を通じて非常に充実した時間を過ごすことができました。このような貴重な機会をいただいたこと、改めて感謝申し上げます。